犬のブラッシングが必要なわけをちゃんと知ろう!

2018.2.2.cutedog

 

ついついサボりがちになるブラッシング。

なぜそんなにブラッシングが必要なのか?をちゃんと理解して、
是非とも習慣にしてしまいましょう。

 

ブラッシングの働き

ざっとブラッシングの効果を挙げてみます。

 

1.毛に付いたホコリやごみなどの汚れ・ダニなどを取り除きます。

散歩に行くと、歩いているうちに
枯れ葉や種子、虫・ダニ、見えない汚れもくっつきます。

ブラッシングをすることでこれらの汚れを取り除きます。
獣毛のブラシやラバーブラシが静電気も起こらないので適しています。

タイミングとしては散歩から帰ったらブラッシング。が良いですね。
毛に付いた汚れも取れますし
散歩後のちょっと疲れているくらいが大人しくしていいかも・・です。

 

2.通気性を良くします

死毛といって被毛の中にはすでに抜けている毛も混じっています。
そのままにしておくと通気性も悪く、
暑い時期は通気性を悪くし衛生的にもよくありません。

取り除いてあげるとワンコもうんと涼しくなると思います。

 

3.皮膚の血行をよくします

ピンブラシ(先の丸いもの)、ラバーブラシや獣毛のブラシで
やさしくブラッシングします。
運動量の減った老犬にも適しています。

スリッカーやスクラッチャーなどのブラシで
ゴシゴシやるのは絶対やめてください。
皮膚を傷つけ出血したり炎症を起こしてしまいます。

 

4.長毛犬では被毛のもつれをなくして毛玉を防ぎます

長毛犬の柔らかい毛の部分は擦れると静電気でももつれをおこします。
散歩や運動などの後など普段のブラッシングがおススメです。

特にダブルコートの犬種では
皮膚近くのふわふわした下毛(アンダーコート)が
毛玉の元になります。

毛玉というのはただ毛が絡むだけでなく、
大きくなるにつれて皮膚が引っ張られて愛犬が痛い思いをしています。

 

ブラシの種類には
毛並みを整えたり、汚れを落とす目的のものや、
グルーミング(抜け毛・死毛を取り除く)のためのものもあります。

適したブラシでブラッシングをしてあげてください。
また、グルーミング用スプレーを使うとほぐれやすくなります。

 


何度も書きますが、
先の鋭い形状のブラシは肌に当てないようにお願いします。
無理やり引っ張るのもダメですよ。

また、洋服の着せっぱなしも良くありませんね。
摩擦や静電気で知らない間に毛玉が出来ていることがあります。

 

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犬たちと一緒に暮らして30年。犬のしつけや健康などで経験したことや知ったことを書いています。
初めて犬を飼うという方のお役に立てればと思っています。ドッグマッサージトレーナーです。