人気の犬種2016|上位は小型犬、大型犬は減る一方

DOG

 

日本国内で飼われている犬の犬種別の飼育頭数が発表されています。
(一番新しい資料では2016年のもの)

 

飼育頭数の多い順位をみてみると

  1位 プードル  77461頭(トイ~スタンダード)

  2位 チワワ   50406頭

  3位 ダックスフンド 26153頭(カニヘン・ミニチュア・スタンダード)

  4位 ポメラニアン       18221頭

  5位 柴犬           12235頭

  6位 ヨークシャーテリア     11108頭

  7位 ミニチュア・シュナウザー 9794頭

  8位 シー・ズー        9153頭

  9位 マルチーズ        8233頭

10位 フレンチ・ブルドッグ   8189頭

---「ジャパンケンネルクラブに登録されている頭数」より---

 

ベスト10に大型犬種がひとつも入っていない!! 

12位にやっと、
ゴールデン・レトリーバー(5285頭)が入ってくるくらい。

 

一時、一世を風靡したラブラドール・レトリバーは、
2000年には5位で27,393頭いました。

2005年には13位で11,435頭と1万頭以上はいましたが、
10年余りで、3,904頭(17位)に激減しています。

 

これは日本の特徴で、アメリカなど外国では
大型犬が主流なのは変わりないようです。

 

大型犬の飼育頭数が減ってきている原因 

大型犬を飼う人が減ってきた理由を考えるとき、
住宅事情やお世話がその原因のひとつかもしれません。 

それに、この20年位で犬の寿命もグンと伸びてきました。

大型犬の寿命は10才くらいと言われていました。が、
今は16才・17才なんて子もいます。
長生きになりました。

 

その分、高齢になった大型犬のお世話の負担は大きく、
家族にのしかかるようになったのは否めません。

 

長年一緒に暮らす間に、
飼い主であるこちらも年を取ることを考えてしまうと、
大型犬を飼うときの覚悟はずいぶん違ってきますよね。


実際、わが家でも同様の不安を抱えています。
老々介護が、
犬と飼い主との間で起こるのも十分考えられます。


普段に何かあってもすぐに抱きかかえられるし、
やはり扱いやすい中型・小型犬の体格は魅力です。

飼うなら小型犬にしましょう。
という選択になるのも理解できます。

 

昨年(2017年)、
ネコが犬の飼育頭数を上回ったという発表がありましたが、
散歩やお世話の楽なところが人気の理由だとか・・。

選択理由が何となく同じような感じがします。

 

飼う以上は最期まで責任を持って飼う。
という考えがあるからこそ、
この結果なのかもしれませんね。


しかし、海外では大型犬は相変わらず人気のようです。
老犬介護などの面で、
日本とは違う事情もあるようですが。。。

 

bowwow.hatenablog.jp

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犬たちと一緒に暮らして30年。犬のしつけや健康などで経験したことや知ったことを書いています。
初めて犬を飼うという方のお役に立てればと思っています。ドッグマッサージトレーナーです。