老犬介護でアメリカと日本の違い

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前回の記事で、
日本で人気の犬種10位の中には、
大型犬種がひとつも入っていない話をしました。 

bowwow.hatenablog.jp

 

しかし、
海外では大型犬の頭数がこんなにも激減することはなくて、
相変わらず小型犬より大型犬が人気を保っています。

お世話するにしても住宅も広くてゆとりがあるし、
日本人に比べて体格も大きいから
大型犬だって全く心配ないんだろうな。

と、単純にそう思っていました。

 

 しかし、

それもあるかもしれませんが、
もっと根本的に日本と違う実情があることを最近知りました。

 

老犬介護に関していうと、
海外では日本のように最後の最後まで介護をして、
愛犬を見送ることはしないそうです。

介護が必要になった場合は、
安楽死を選択することも普通とか。


このことをネットで見かけてショックを受けていたところに、

さらに、犬関連の資格を取るため、
勉強のためアメリカに行っていた人からも 
又もや同じことを聞いてしまいました。

マジで?

 

ショックの上塗りです。

家族同然の愛犬は、家畜なのか?とか
ひとり憤ってしまいました。

 

犬の安楽死

安楽死
海外ではそれは犬の尊厳を守ると理解されているようです。 

普通に、歩けて走れて・・・。
それができなくなったまま生きていることの方が、
彼らの尊厳を傷つけることだという考えです。

 

日本人にはなかなか理解が難しい。

 

愛犬を最期まで介護し、面倒をみようとする日本人気質。
命に対する敬畏の気持ちを大切にする日本人。
と、言いたいけれど・・・。

分からなくなって....考えるのをやめました。

 

犬の介護は日本が先を行く

だから・・・。

犬の介護に関しては、
日本のほうが情報が豊かだそうです。

今や日本で介護用品を探すほうが便利で良いものがあるよ。
と、先出の友人が言っていました。

 

例えば、ベッドや介護用ハーネスなどにしても、
ここ10年以内でずいぶん便利なものが増えたなぁ~と、
私も感じます。

介護を解説した本もたくさん出版されています。

 

先代犬の介護をしていたときには、
気の利いた介護用品は少なくほんとうに苦労しました。

同じ頃に介護をしていた人からも、
介護用品は手作りしていたよ。という話もよく聞きます。  


ストレスの少ない生活が送れるのは、
介護する側も犬たちにとっても嬉しいことです。

 

もちろん、介護なしで一生を終えてくれることが、
もっと幸せですから、
ドッグマッサージでずっと歩けるようなサポート、
広めていけたらな・・と思っています。

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犬たちと一緒に暮らして30年。犬のしつけや健康などで経験したことや知ったことを書いています。
初めて犬を飼うという方のお役に立てればと思っています。ドッグマッサージトレーナーです。