躾けはいつから始める?|子犬のうちにやっておきたいこと

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仔犬が家にやってきたとき。

さて、
いつから「しつけ」を始めればよいのでしょうか?


ある程度成長したらそのうちね。
という感覚はちょっと違うんですね~。

実は私もそう考えていました。
(なので反省点が多々あります)


ところがしつけの基本的なことは
生後4~5ヶ月に教えられるのです。

しつけ方教室では、ワクチンを済ませ、
お散歩解禁になってすぐから生後6か月の間に
教えることを勧めています。


ころころと遊ぶ仔犬を見ていると、
そんな時にしつけのことなんて・・・と、
思いも湧かなかったのですが、

将来のための習慣は
このころの遊びの中で覚えていくんですね。

しつけだけでなく、
飼い主さんとの関係も育む
とても大切な時期といえます。

子犬のうちにやっておきたいこと

「しつけ」と言うと、
スワレ、マテ、フセやリードウォークなど
指示に従わせるイメージのものが先ず浮かびますが、

それとは別に身につけていた方がいい
習慣づけ(とでも言いましょうか)があります。


たとえば口や耳や肉球やお尻など
どこを触られても平気でいられることなどがそうです。


これから先、生活していく上で
歯みがきやお手入れをするのにも
病院の診察を受けるときにもとても役立ちます。

パピーの頃から習慣づけていると、
犬にとってもストレス無く受け入れられますから
ぜひおススメします。


こういったクセづけは
早ければ早いほど抵抗は少なく自然に身につきます。
身体を撫でるときの延長でいつも触ってあげてください。


たとえば
歯を触りながらキュッキュッ~♪ とか
耳の穴を触りながらお耳クチュクチュ~♪ とかね。

毎日、身体や頭を撫でるのと同じように触る習慣にしてください。


成犬になっても、歯を触っても平気
耳の穴に指をいれても平気、
肉球をさわっても平気な子になります。

ウチの子で実証済みです。
病院でも先生が
「どこ触っても大丈夫やなぁ~。」と褒めてくださいます。


触るときはちょっと高い声で
楽しそうに褒めながら触ってあげてくださいね。
オヤツのご褒美も有効ですよ。


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犬たちと一緒に暮らして30年。犬のしつけや健康などで経験したことや知ったことを書いています。
初めて犬を飼うという方のお役に立てればと思っています。ドッグマッサージトレーナーです。